シンタの集い

7月25・26日、グリンピア大沼で「シンタの集い」が行われた。
若い人達、ベテラン勢、力を合わせて手作りの会合です。
私達は2回目。昨年は戸惑うばかりだったのだけど、今年は少し慣れて言いたい事が言えた気がする。
1日目は道南で不登校や引きこもりの支援をしている方の講演。娘さん二人が不登校経験者だそうで経験を交えた話は迫力があった。「不登校の原因を探すのは大事だけれど焦ってはいけない」という言葉がとても印象的だった。
不登校の原因は➀いじめ ➁体罰体罰を受ける、体罰を見る) ➂学習のつまずき ➃人間関係のトラブル があるそうだ。
一人の不登校の原因を焦って探す事で本人が更に傷つくのを防がなくちゃいけないのだと感じた。
2日目はラウンドテーブル方式で3つに別れてディスカッション。
シンタの集いは若者支援に取り組む様々な職種の人の集まりなのでいろんな問題が提示される。私が参加したのは保護司の方の「犯罪・非行を起こした人達とのかかわり」のグループ。犯罪や非行を起こした人の立ち直りを支える為に何が出来るかを考えた。結論は出ないけれど、今は地域の力が減っているのではないかと言う意見が出た。地方でさえ隣りが何をしているのかわからないことが多くなって来た。ここをなんとか出来ないだろうか。そんなところで時間切れ。
でも、こんなことを考えている若者がいることに救いを感じたのが嬉しい。


写真はシンタの集いブログから転載