泊原発廃炉訴訟

今日は息子が午後出勤だったのでお弁当はなし。お弁当を作りかけていたので朝ご飯のおかずが豪華になりました。
夕方、「チームいまだから」が主催する講演会に行ってきました。
講師は北大の名誉教授(今年3月に定年退官したとのこと)小野有五先生。小野先生は地球環境科学が専門、いままでも大規模林道問題等で地質に関する講義等をお願いしてきました。今回は泊原発廃炉をめざすため、北電を相手に訴訟を起こすそうです。
日本は有数の地震大国。その度に土木工事をして地震に備えてきたけれど、それが十分ではなかったこと。先人の知恵に従って高台に住んでいた地域は被害がなかった事例を紹介してくれました。
河岸段丘と言う言葉は習った記憶がありましたが、それがどのようにして出来てきたか知りませんでした。地震のたびに持ち上げられて出来ていたのですね。河岸段丘がある地域は過去に地震があったということなのでしょう。

小野先生の話では、日本の原発の震動の最大加速度の想定が低いそうです。しかも耐用年数が来ている原発も多数。
福島での原発事故の後、浜岡原発が停止されましたが、ここはプレートが4つ集まっている場所で、500年おきくらいに大地震が起きていて、そろそろ地震がおきる時期にきている場所なのだそうです。もともと原発なんて置いてはいけない場所だったのですね。日本はどこも地震が起きる可能性があるので原発立地は危険な場所と言う訳です。
ちょっと背筋が寒くなる様な、怖い講演会でした。

訴訟にはお金がかかるそうです。原告になってくれる人、賛助会員になってくれる人を募集していました。
出来る事をしたいと思います。